足裏の角質は、靴の影響だけでなく歩き方や体重のかけ方の癖が角質を招きます。
そこから身体の事だけでなく、メンタリティも見て取れるというお話を前回しました。
今回はその続きで、親指編です。

親指周囲の角質は、細かく3つに分類してみていきます。
親指の付け根、本来ならくびれている部分に角質がある方
ここは首の反射区ですから、頸椎がストレートネックになっていたり、重度の首こりの表れです。また、血圧が高い方であると同時に、血圧を下げたい方はここに角質をつけないことからスタートしてください。

○親指の先をあまり使わず歩く「浮指歩行」の証拠です。親指というのは脳の反射区でもあるので、歩行時適度に圧をかけていくことで、反射刺激を送り活性化させていくのですが。それがあまりできていないので、脳疲労感が拭えないという体調の方が多いです。また、集中力の欠如の原因にもなります。

○親指の指腹の下縁に沿っての角質
後頭部、首と頭蓋骨のジョイント部に該当します。「ぼんのくぼ」という凹みがあるところです。この周囲にコリを感じる方に多く見られますが。この部分に厚い角質ができる方は、数字、お金、時間に対してのストレスの高い方です。お金が足りないというよりもお金の管理、株の値動きが気になって不眠になってしまう方、スケジュールが決まってないと不安になる方など、数字に付きまとわれている、もしくは数字が見えないと不安になる方です。重症化してくると不眠やうつ傾向に向かうこともあります。まめにマッサージと角質ケアを！

○親指の外側面に角質
この部分は、視床下部の反射区です。欲求や本能の抑制を司どる大切な器官です。
視床下部の該当反射区を固くしてしまう、角質を作ってしまうと欲求を抑えづらくなります。食欲や睡眠欲、趣好品の摂取など、ダメだ、止めようと思っているのに辞められない、意志が弱くて困っている方は、ここに角質がないことを確認してみてください。
ダイエット、禁煙などの前ここをケアすることが大切です。

角質は、ヤスリや軽石で削りっぱなしではなく、入浴後保湿の乳液やオイルを、ごく少量でもいいので、付けてあげることがケアのポイントです。男性は、角質の無い方も多いのですが、パートナーの方やご家族の足を見てあげコミニュケーションツールとして、お使いください。