いよいよトウリーディングに入っていきたいと思います。
まずは、爪から見ていきましょう。

ご自身の爪を見た時、爪はクリアに見えるでしょうか。
それとも、白くなっていたり線が入って濁っていたりして、見えにくくなっているでしょうか？
実は、これがすでにご自身の心を表しているのです。

トウリーディングでは、爪は『思考の窓』。と言われています。
爪を見た時に、クリアでない部分があるとしたら、それはクリアでない思考が体のどこかに隠れている事になります。
どこに？
それは、爪が訴えている部分によって変わってきます。

この方の場合、本人が左の親指がクリアでないと感じています。
（右側は社会に見せている自分の姿。左側は本来の自分の姿）

親指と言うのは「運命の指」と言われ、「ご自身が運命の道を心地よく歩んでいると感じているかどうか（＝自分らしさを発揮していると感じているかどうか）」がテーマになっています。

この方の場合、自分というものを持っていたら、まわりとうまくやっていけないという思考回路があり、自分の気持ちに目をつぶるのは当然だと思って生きてきました。
しかし、その気持ちとご本人の本当の気持ちに差があるので爪が曇ってきたのでしょう。

曇りのない状態というのは「身口意」が一致した状態です。
「身口意」とは仏教用語で、行っている事と、言っている事と、思っている事が一致している状態を意味します。　そして、その状態を爪が教えてくれているのです。

爪は思考の窓。
まずはご自身の中に曇りがないかをご確認下さい。
それをクリアにするかしないかは、ご本人次第。
もう少しそのままにしておきたければそのままに。
もし、クリアにしたいようであれば、「身口意」のどこに不一致が生まれているのかを探り、そこをどのようにクリアにしていく事が出来るかコーチングしていくのがトウリーディングです。

皆様も「身口意」の一致を爪でご確認下さいね。