食欲の秋が始まります。
でも、胃腸の不調を感じている方にとっては、辛くなる時期でもありますね。
目で見て美味しそうな物を、そのまま美味しくいただくためにも、胃腸を整えていきましょう！
前回は胃の反射区のお話でしたから、今回は小腸のお話。

実は、小腸は「悲しい」という気持ちに左右される臓器でもあります。
しかし！ここでの悲しいは実際の喪失や離別など事実ありきの悲しみと違って、自分で作る悲しみの方を意味します。「なぜ、私だけこんなに不幸なの……悲しい」「どうして、誰もわかってくれないの？　悲しい」など「悲しい」を自分で作っている被害者意識的な感情が、小腸に蓄積するといわれています。

結果、小腸の特徴である、栄養吸収が出来ない状況になってくる訳です。これは、腸内での吸収障害だけでなく、他人のアドバイスも聞き入れられない状況を持作り上げます。

そして、もう一つの小腸の特徴、便を作り始める臓器でもある特徴から、ここが健全に働かないと「クソッ！」という気持ちを持ちやすくなります。

こうなってくると尚の事、小腸を健康的にしておきたい気持ちは高まりますね。

足の裏の状態としての観察事項は、
足の中央部一帯を占めるのが、小腸の反射区。ココに下記のようなサインが出て、

・縦に真っ直ぐの細長いシワ3～4本や、
・綱状のシワ（三つ編みをイラストで描くような模様）
・幅1cmくらい、縦5cmくらいの溝のような凹み

これらのサインが出ている場合は、お腹が緩くなっていることを示します。
また、この反射区（足の土踏まず一帯）が赤くなっている時は、腸の炎症を意味します。

上記が、小腸不調のサインです。このような時は足裏を良く揉みほぐす事も必要ですが、ふくらはぎの内側も揉みほぐすことをおススメします。

食生活にも気を付けて頂き、お腹を暖めるという、至極あたり前のアドバイスですが、早めに対策を講じれば、快腸生活をお約束できます。

健全な小腸であれば、このような感情は起きにくいと言われていますよ。