今回から、人差し指を通して、ご自身と向き合っていただきたいと思います。
人差し指は、コミュニケーションを表します。

周りとどうコミュニケーションしているのかを知りたい時には右足を、ご自身の本音や真実を語ることができているかを知りたい時には左足を確認します。

あるクライアントさんの例を見ていきましょう。

まずは、長さと大きさについてです。

トウリーディングでは大きさや長さはその方の伝えたい思いや才能、可能性を表します。
この方の場合、とても大きい人差し指をお持ちですから、まわりに対して伝えたいことがたくさんあるようです。

しかし、指の向きを見て下さい。指の向きは心の向きや人生の向きを表します。
指が曲がりくねっているということは、まわりの人と会話も、彼にとってはひと筋縄ではいかなかったのだと思います。

また、先のほうが小指側に向かっています。
小指側に向かっている時は、伝えたいことを先延ばしにしていることが多いです。確認してみたところ、その通りでした。

何故そのような傾向が強くなるのかというと、それは過去に自分が傷ついたと感じている記憶があるからです。

「あの時と同じ思いをするくらいなら、黙っていよう」

ご本人にはその記憶はないかも知れません。でも、体の細胞は覚えているのです。そして、自分の伝えたい気持ちを後回しにしていくのです。

また、この方の場合、付け根から三分の二くらいのところに横線があります。横線は、誰かに遮られてしまったと本人が感じたとされた時に記録されていくものです。

その一つ一つの出来事を思い出していただきながら、「もう二度とあの時と同じ思いはさせないぞ！」と自分に言い聞かせていくことで、今の自分を強化することが出来ます。

さて、皆様の人差し指（コミュニケーション能力）は、どのように見えますか？