素足の季節、ご自身の足裏を見ることも多くなっていると思います。

本来、足裏はそのまま持ち主の体型を表します。体型がスリムな方はスリムで、ぽっちゃり型の方はぽっちゃりと。

しかし時々、誰の足を借りてきたの？　と思わせる足裏をしている方がいらっしゃいます。

足裏なんて他人と比較したこともないし、何が普通か判りづらいかもしれませんので、少しご説明すると「そうかな？　小さいころからずっとこんな感じですよ～」とお答えになる方がほとんどです。そしてその答えとは裏腹に、実は指の太さや足の大きさ、時に小さすぎる足にコンプレックスを抱いているという方がとても多いです。

例えると、顔は小さく上半身は華奢なのに足首から下がとても太いとか、足裏のたるみがすごくあるといった具合です。

占い的な考え方では、上半身と雰囲気が全く違った、他人のような足裏を持っている方は、過去生（かこぜ＝前世）からの影響が考えられます。前世でやり遂げられなかったこと、もしくは先祖からのカルマの引継ぎと考えます。

実際、こういった足裏を持つ方をリーディングしていくと、自分自身の存在意義が全くわからない、自己犠牲ばかりの人生だった、やりたいことは何一つ叶わない、などの発言が聞かれます。先祖の後悔や思念が植え込まれた状態と考えたほうが合点が行くのかもしれません。そしてそれがネガティブな概念となり、その方の本来の運命を辿ることを許さず、むしろ強制的な力で反らせているようにも感じます。

あり得ないような話かもしれませんが、こういった場合、お墓参りや仏壇に手を合わせ、感謝の気持ちで向き合うということをお勧めしています。

産まれてきたことに感謝、日々生かされていること、守られていることに感謝。

そして、あまり変に自己研鑽に励んだり、こうしなきゃと頑張らないで、今ある能力や技術で出来ることをしっかりと足固めすることなどをアドバイスします。何故なら、こういった足裏を持つ方の大半が、習いごとにいくつも通っていて、自分探しをしていることが多く、習いごと貧乏になっていることが多いのです。

実際に、このアドバイスをして、驚くほど足が変わった方が何人もいます。

十数年取れなかったタコが取れたという話さえあるほどです。

今一度、足をみて下さい。あなたの体型がイメージできるような足をしていますか？　そうでない方は前世のあなたか、ご先祖の人生を託されている可能性があります。だからと言って、焦る必要はありません。むしろ、のんびりと足任せに、今ある才覚を充実させることだけで大丈夫です。