この所「足の小指を骨折しました」という方が多くなっています。

正座でしびれただけだったのに、よろめいただけだったのに……悲しいくらい、小さな出来事をきっかけに、痛みが発生し病院へ行ったら足指の骨折だったと。

そこでよく聞かれるのが「骨粗鬆症なのかもしれませんが、足相的にはどういう意味があるのでしょうか？」と。

骨折を単に骨のもろさと思わず、何か意味があるのかなと思うところが既に、メッセージです。本来なら、ぶつけたのだから仕方がないと思うのが普通なのですから。

リーディングや占いの結果は、一方的にお伝えしてもまったく意味がないことがあります。本人が受け止める準備ができていないのに、問題を引きずりだす必要がないということです。

今なら問題と向き合える、というタイミングに怪我や細胞変化という事象を起こします。

潜在意識のメッセージと捉えられるのであれば、それが当たりです。回答のすべてを私たちが理解している訳ではありませんが、私たちはヒントをお伝えします。材料をもとに思考や記憶を展開して頂ければと考えます。

怪我にしても、骨折にしても、歩行に支障が出る時は、
「まず、立ち止まって！」「歩みを止めて」という意味。その上で、どの指かを見ていきます。
一番多いのが小指です。
「土台と思っているかもしれないその場所は、本当にあなたにあっているの？」
「耳から入った情報に振り回されすぎていない？」の意とします。

先日、足の小指を骨折して以降、妻が突然離婚を口にするようになった、その時、自分が優しくしなかったから、呆れられたのが原因だったかも。と相談を受けました。小指ぐらいの骨折と思っていたのですが……と。

彼女はメッセージとして受け取ってはいなくとも、小指が折れたことで土台や居場所が崩壊しているような感覚に陥ってしまったのだと思います。本当に優しさや、修復される感覚が欲しかった時で、そこで愛情が感じられなかったことは、もうここではないと思ってしまったのだと。

小指の治癒を待つのも一つですが、どうやって自分たちは、今の家庭を作り上げてきたのか思い起こしながら、話し合ってみるのも一つです。

そのまま土台を壊してしまったほうがいいのか、立ち止まって修復個所の確認をして、修繕しながら継続するのか。まるで、築地移転の問題のようですが。

骨折が教えてくれるメッセージ、考えて見て下さい。