足をすっと床に置いた時、親指と人差し指の間に隙間ができる人、できない人がいますが、この2本の指の間にできるスペースを、パーソナルスペースとして足を読みます。

パーソナルスペース＝「個人空間」とは、自分と他人との距離。もしくは他人が近くにいると何となく落ち着かなくなったり、他人が遠くにいることによって安心感を得たりする「自分自身が持っている個人の空間」のこと。動物で言えば「縄張り」のようなものです。

ここで示す個人空間には、実際の他人との距離感もありますが、他人からの影響を受けやすい距離という一面もあります。更には、個人の余裕空間としても見ることができます。

なので、この親指と人差し指の間が狭い人は、寂しがり・他人の意見に左右されやすい・時間のやりくりが下手・遅刻をよくすると、傍から見ているとバタバタして落ち着きのない印象を持たれます。

では逆に広いのが良いのかといえば、広すぎる人は、僧侶の足とも呼ばれますが、我が道を行く、一匹狼と見られがちになったり、一人でいることのほうが好きで、社交性に欠けたりすることもあり、結婚に向いていないと独身を貫く人などもいらっしゃいます。

つまり適度な広さがあることは、社交性もあり、時間にも余裕を持ち、やりくり上手、視野も広く、自分を持っている人の条件のようです。

足指の間に、手の人差し指が一本スッと置ける程度の広さが理想かもしれません。

よく「靴のせいですよね？」という方も多いですが。その靴を選んだのも、その靴でする仕事や動作を選択しているのはご自身です。また日本人は靴を脱いで生活する時間が非常に長いので、靴から解放された時間に、きちんと足をケアし、その日に受けた他人や環境からの影響を取り除く必要があるのです。それらを怠った分、外反母趾になったり、このパーソナルスペースがつぶされていくのです。

寒い冬が過ぎ去り、春を迎えるたびに、心機一転！　強くなりたいとか、時間にゆとりある人になりたいとか思う方は多いはず。チェンジのイメージをしっかりと持って、ご自身の足をお好みの広さに広げてみてはいかがでしょうか？

もちろん、広すぎる方は、少しだけ閉じるイメージでケアしてください。ご夫婦仲が戻ったり、気になる方との距離が一歩縮まるかもしれませんね。

ここが広い人は、一人になりたがる人、一人でも大丈夫。