緑濃い爽やかな季節を迎えますが、日本においては、ここからすぐ梅雨期。

夏の前の湿気の多さと、急上昇する気温は、足にとっては苦手な環境。靴の中の蒸れやニオイもとても気になります。更にふくらはぎは浮腫み、重だるさを感じるのも特徴です。

まさに水分出納能力が試されているようですが、そのチェックができるポイントは「腎臓」の反射区。足の裏のツボ「湧泉」より少し内側の下方に親指の爪の大きさ程の「腎臓の反射区」が存在します。その上端にはベレー帽をかぶったように「副腎」の反射区が付いています。

足裏を見て、この部分が、皮がむけている、凹んでいるように見える、黒ずんでいる、湿疹が出ている等が、NGサイン。機能低下が考えられます。

腎臓は身体で、水分の調整役、血液のろ過、尿の生成。副腎はストレス耐性ホルモン、自律神経調整ホルモンの分泌、糖や水分の調整など、私たちの活力の源を調整する重要な臓器ですが、前述のサインが出ている時は、健やかでない可能性があるのです。

しかし気候的にも負担がかかる環境下であることはもちろんですが、実は腎臓は「恐れ・怯え・トラウマ」を記憶する臓器です。些細な事と頭では思っていても、カラダが記憶している「怯え」が焼き付いているのかもしれません。

例えば夏に向けて大きなプロジェクトを任されているけれど、過去に失敗した経験があり、なかなか積極的になれない。そんな心持ちでいると心身も代謝せず、カラダは重だるく、足は浮腫みやすくなります。夜マッサージする余裕もなく、昼に溜めた水を出すこともできず心身共にどんどん疲弊していってしまうのです。

そんな時こそ、頭を切り替えて。敢えて5分でも時間を作り、夜しっかり腎臓の反射区をマッサージするのです。更には、そこに詰まっている記憶を書き換えるイメージで！　成功する！　と言い聞かせながら刺激するのもいいでしょう。今度はうまくいく！　なんて言うのもいいですね。もしくは2度目なので流れがわかっている分、行程の想像もつきやすいはずですから。スムーズに進行していくイメージをたくさん連想しながら刺激するのもいいですね。

腎臓の中のネガティブ思考を掻き出すように、しっかりとマッサージして、膀胱の反射区に向けて押し出すように刺激します。少々の痛みを感じると思いますが、ここが痛いと思う内は、まだ少し心が、びびっている時。負けない気持ちで毎夜マッサージと宣言、成功の連想の時間を作っていくのです。反射区に硬さを感じる時も、まだまだ怯えを手放せないときです。毎日アプローチして、柔らかくなって来れば、心持ちは必ず変化し、むくみにくい足になっているはずです。心当たりのある方は、是非試してみてください！