「爪、死んじゃったんですよ～」
この一言からずっとお付き合いをさせていただいているMさん。
以前の記事はこちら。

今回は、右足だけでなく、両足の親指の爪が剥がれたとのことで、久々に見させていただきました。

「いつの間にやら、二人ともお亡くなりになってしまったんです！」
「人差し指にまで爪にひびが入っちゃって……」
と、堂々とお話するMさん。

まず、お亡くなりになったと表現された指は親指なので、「自分自身」を表します。
自分自身（の感情）をいつの間にやら殺してしまったというのです。
「いつの間に」とは言いますが、本当は「一日で白髪頭にはならない」というバリィカーズィンさんの言葉通り、あり得ないことなのです。間違いなく、彼（の感情）を殺す事件が何個かあったはずなのです。

そのヒントが人差し指でした。

人差し指の爪にひびが入っているということは、自分の「見えない一部」にひびが入っていること表します。人差し指のテーマは「コミュニケーション」ですから、そこに何か欠けたようなストーリーがないかを聞いてみました。最初は思い当たらないと言っていたのですが、ひびが割と小さかったので、自分の欠けた想いも割と小さなもので見逃しているのかも知れないと伝えたところ、「本当に小さいと言えば……」と言って、話し始めてくれました。

前の職場で納得がいかないことが続いたので、新しい職場に移り、そこでやる気を出そうと思ってました。しかし、もともとが「いじられキャラ」なので上司にからかわれてばかりいる。先日、飲みに行った時も、からかわれてしまい、少し嫌な気分になった。でも、そんなことを相手に言っても仕方がないし、上司なのでそれを伝えることができなかった。

今の彼にとっては本当に小さいことなのかも知れません。でも、これと同じようなストーリーがないかを尋ねたところ、ポツポツと出てきました。
そして、思い出してからの足の表情は……（笑）。

よっぽど嫌だったのでしょうね(^^;)
この表情を見た彼は、これからはもっと自分を大切にしていきたいし、相手には自分の想いを伝える勇気を持ちたいと宣言してくれました。

今後の彼のsoleとsoulがますます楽しみです。