結婚すると、指輪をつけるのは薬指だということで、トウリーディングでも薬指は誰と契約を結んだかを表す指だということは、前回お話しました。

誰かと誰かが接触することで子どもが生まれるように、誰かと誰かが接触することで結果が生まれます。もし、いまの結果に不満があるとしたら、そこでしなければならないのは、結果に不満を持つのではなく、自分が誰と接触したかを探る必要があります。そこを丁寧に見ない限り、結果だけにこだわった生き方になってしまうからです。

ここで例を紹介したいと思います。

先日のお客様。
今まで特に大きな障害もなく生きてきたとのことですが、割と周りを優先する人生だったようです。
『他の人がどうこうじゃなくて、私は私の気持ちを大切にする！』
とおっしゃった瞬間、右の薬指がどーんと真っ直ぐになりました。驚くことは、薬指だけでなく、左足の表情も全く変わってしまったということです。たった一本の指に話しかけただけで、見た目（現実）がこんなにも変わってしまったのです。
それもそのはず！　今までつけていた指輪（価値観）から、新しい指輪をつけたのだから、結果が変わるのは当然なのです。

 

 

 

もう一つの例を紹介します。
この方は、一般的には成功者と言われる方ですが、とにかく自分を休ませることを許しません。長い間、自分に愛を送ることを忘れてました。
しかし、セッション中、左の薬指に「愛してるよ～！」と言った瞬間、足が拡がっていったのです。隠れていた人差し指（表現力）も堂々としていきました。

それもそのはず！

自分を痛めつけるという指輪から、自分を愛すという指輪に付け替えたのだから、結果が変わるのは当然なのです。

指に話しかけたって何も変わる訳がない！　そう思う方は多いと思うのですが、見える部分（顕在意識）に話しかけるよりも見えない部分（潜在意識）に話しかけるほうが変化のスピードが速いことに気づけると良いですよね！