日に日に暖かくなり、足元も裸足の季節になってきました。
ご自身の足裏や、人々の足裏やカカトを目にすることが増えてくる季節です。
中でも、特に気になるのは角質。

靴のせいだから仕方がないという方が多いですが、実は足の裏にできる角質は、その角質の出来た反射区に該当する臓器や器官がバランスを崩している、もしくは調子が悪くなっている状態であるという足裏からのメッセージです。

また、歩き方や力の入れ方によって癖づけられた体のバランスが出るということは、実はその方の性格みたいなものも大きく関与してきます。週２回でもきちんと手入れをしていれば、そこまで角質がつくことはないのです。それでも作ってしまうという状態が、その方の背景や気質が出てくる最大のサインです。

○足の人差指や、中指の付け根の下に大きく角質を作る方は、身体としてのサインは背筋力の低下、肺活量の弱さなどを言いますが、ここに大きな角質を作る方は、痛い靴でも流行優先、おしゃれ優先タイプ。

足なんて滅多に人に見せるところではないので、そのままでいいやという考えの持ち主でもあるので、見えるところだけは着飾る見栄っ張りで、見えない所は手を抜きがち。見栄えのためなら、多少の苦痛は我慢するプライドの高い方が多いです。

○小指の付け根の下に角質ができる方
身体のサインとしては、肩甲骨周辺の肩コリを表しますが、外側に体重をかけて歩いているので、大腿の内転筋の筋力低下が予測できます。また骨盤も開き内臓脂肪がつきやすくなっているので、メタボ候補生の可能性もあります。

ここは肩と耳（聴覚）の反射区でもあるため、この部分を固めてしまうと、耳の周り顔の外側の筋肉が固まり、表情が乏しくなったり、周囲の音や噂話などにもナーバスに成りやすくなります。肩に力を入れすぎていたり、力の抜き加減がわからない、もしくは周囲の評価がとても気になってしまう方が多いようです。

今回は代表的な角質２つをご紹介しました、たかが角質されど角質です。
メンタリティ、身体のアンバランスどちらかに心当たりがあれば、足磨きからスタートしてみては如何でしょう。

快活に働くビジネスマンの身だしなみですね。