「足を怪我した～！」と聞けば、普通は「大丈夫？」と声をかけることでしょう。
しかし、トウリーダー同士には、そういう会話はありません。
相手を心配する前に、「右足？左足？」とか「何指？」と、質問が始まるのです（笑）。

痛いなどということは、見れば誰にでもわかること。
その痛みの奥にある心の痛みを理解することが大切なのだとトウリーダーは考えます。

例えばこの写真。

「階段から転んで右足の薬指と小指を怪我しました」というのが、この方の言い分です。もちろん、それは事実です。

でも、トウリーディングでは「私の薬指に傷を作った」というのは「私の関係性に傷を作った」という想いを指が代弁してくれたことになり、「私の小指に傷を作った」というのは「私の豊かさに対する何かに傷を作った」という想いを指が代弁してくれていることになるのです。

指を怪我した事実から自分の本音に気づき、そこからの生き方の修正をしていくことができるのです。

先日トウリーでイングを学んでくださったYさんは、爪にも自分の想いが表れると知ったクラス初日の晩に、事件を起こしてくれました（笑）。

何と、寝る間際に右の小指がブランケットに引っかかり、流血してしまったのだそうです。 今までであれば「小指が流血した」ということで、バンドエイドを巻いて終わりだったと思います。

でも、その指に傷を作るということは「豊かである自分」を傷つけているかも知れないというメッセージだと理解した彼女は、指を傷つけたことをきっかけに指のことも自分のことも大切にする時間をもらうことができたわけです。

これが理解できると、病気になった時にも同じことができるようになります。
病気になった事実は変わらないけれど、そこから自分の本音に気づき、自分の生き方を修正していくことが出来る！

怪我も病気も、痛いと思える人間関係もすべて、元の自分を取り戻すためのもの。
それを感じるその日まで、足指（見えない心）を見続けてくださいますように♪