足の裏で外側（特に小指の下）に角質の多い方、また足裏の中央から外側に向けて「し」や「J」という文字を描くような長いしわが刻まれている方は、外側体重で歩かれているといわれています。足相状、残念ながら。あまりよくない、足相です。

小指の下の角質は、肩甲骨の反射区と言いますが、おそらく症状的にはひどい肩こりに悩まされているでしょう。
しかし、その裏に、自分の中で、考えがまとまらない。どうして自分だけこんなに重荷を背負わされているんだ！と心の中で叫んでいませんか？
あなたの肩こりは、あなた自身が荷したプレッシャーです。

そして、ここに角質があるという事は、外側体重で過ごされているはずです。

肩こりもあって、疲れも取れないので、自然と背中も曲がって、威厳なく、頼りない…、周囲から見ればだらしがないイメージで見られがちです。
そんなあなたに、誰が仕事を任せられるのでしょうか？

足裏の中央から外側に向けての「J」や「し」の長いしわのある方も、同様に外側体重です。
ただ、この方々現在は比較的幸運のはずです。でも実は、この線は一般社員、平社員でいるうちまでの花の線なのです。

このシワのある方は、周囲にもおっとりしていると、安心されて、敵を作ることなく、のんびりしていても比較的、人より恵まれてきたという感じだと思います。

しかし、高位の役職についてしまった時から、こののんびりさ、これまでの危機の経験不足から、部下や周囲は「方向性が違う」「現場、現実を見ていない」「何もしてくれない」という不安感、不満を持たれる事が多くなってしまうはずです。これも、外側体重のなせる業です。姿勢のゆがみ、体型の崩れが見せる、不安定感は拭えないのです。

対策は、内側体重！「求心性体重」とも言います。字のごとく、心を求める体重のかけ方です。ご自身の中にコアを作るんです！

歩いたり、立ったりするときに、お腹の臍下三寸の丹田というツボに意識を集中して、お尻のところにある仙骨を起こしてあげるイメージ、これをすれば胸を張らずして、背筋が良く見えます。そして、太ももの内側、足の親指側の土踏まずを意識して、立ったり、歩くだけでも、「地に足の着いた方」と見られてくると思います。

もちろん、角質をやすりで取るのもおススメですが。

小指の下の、角質がある方は、肩に力の入りやすい方でもありますので、肩の力を抜いてください。そして日常の意識と、気持ちの断捨離、姿勢の改善が、変革へのキーワードです。すでに、努力は沢山してきているはず、角質とって凛として、これまでの努力を実らせましょう！