感情はその種類によって集積しやすい臓器があるという事をご存知ですか？
例えば、日常会話でも不安なとき「胃が痛い」といい、心配な時「胸が痛い」と無意識に口にしています。他にも体の部位を使った日本語を考えてみると、臓器によって集積しやすい感情があるというのは、少しご理解いただけますでしょうか？

そしてその考えは、足裏の反射区でも考え当てはめてみることが出来ます。

例えば、小指の下の盛り上がった部分を肩甲骨の反射区ですが、つまりは肩、「肩の荷が降りる」という日本語がありますが、肩に背負っているのは何でしょうか？　責任ですね、人は右肩に社会的な責任を背負い、左肩に自分自身の責任を背負うといわれています。この部分が大きく盛り上がっている人は、責任感が強い方とも云われますが、内心ドキドキとそのプレッシャーに押しつぶされそうになっている方とも言えます。この部分に角質が付いている方は、責任逃れをしている傾向がありませんか？　自分にのしかかって来ないように鎧を付けているのかもしれません。でもいつでも何でも背負うよ！　と強固な鎧を付けているのかもしれません。いずれにしても鎧なしでは、乗り越える力があまりない可能性があります。

つまり、足の右小指の下に頑固な角質があり、右の肩こりさんは、自分にはこれは無理だと判断しやすく、すぐ放棄しやすい思考にあります。左小指の下に角質が出来て左の肩こりさんは、自分に自信がなく、断るのも下手で何でも背負い込んでしまってボロボロになってしまう方に多いです。

足裏の土踏まずは、胃の反射区です。
前述の「心配で胃がキリキリする」、「腑に落ちない」と胃は不安が集積しやすい臓器です。

土踏まずが、シワシワな方は不安にとりつかれてしまいがち、思考が影響して胃を痛めてしまうし、胃の弱さから何事も不安に考えやすくなります。

土踏まずを、押すと痛かったり硬い方は、胃が硬くなっているので、腑に取り込む力が無いと推測できます、人のアドバイス意見を取り込めない。何事も気に入らない、人の意見が聞き入れられない、安心できないという状況にあるかもしれません。
思考が不健全な状況にある可能性があります。

他にも、肺は悲しみ、心臓は喜びの消失。肝臓は怒り、胆嚢は欲求不満、フラストレーション、膵臓は羨みや嫉妬心、脾臓はネガティブ、小腸は被害者意識の強さ、私だけが可哀想……。大腸は不満、執着心。

等があります。

足裏の反射区マップを見て、ご自身の足に蓄積した感情を探してみて下さい。

頭では、ないかもしれません。でも足は、頭が捨て去った、都合の悪い感情たちや記憶が降りてくる場所です。体の臓器の声に耳を傾け、反省し、その反射区を良く揉んで、いい状態に調足し、さぁ、新しい自分になって前進していきましょう！