毎日暑くて食欲が無い…。夜は熱帯夜で寝苦しい……。

夏は、体調も乱れがちですね。
そんな時、何となく足さえも置き所のない感覚にはなりませんか？

実は「口」と「止」という字で構成されている「足」という漢字。
足の不調は口を止めるというところから来ているのかもしれません。

口は、「食べる」「言葉を発する」「呼吸をする」という3つの事を行う器官です。つまり足が乱れている時は、食も止まり、コミュニケーションも面倒になり、呼吸が上手くいかないので気もさらに乱れていくという訳です、思い当たることばかりではありませんか？

ならば、夏こそ足を整えておき、元気よく夏を過ごしていきたいものですね。

まずは、足での胃の反射区を確認しましょう。

両足の内側の中央にある土踏まず周辺が、胃の反射区に該当します。左足の土踏まずが、胃の上半分食道側。右足の土踏まずが、胃の下半分、十二指腸側となります。

それぞれに足を観察してみて下さい。この部分の色が白すぎるようであれば胃の虚弱、赤すぎる場合は過活動にあると考えます。

また、この部分に細かなシワが多い方は先天的に胃の弱い方。深く短いシワがある時は、胃痛などがある時、＊の形をしたシワがる場合は、過去に炎症があったと考えます。

次に、押してみましょう。硬い場合は、胃が硬くなっている可能性があります。朝起きたときにみぞおち辺りが重く感じられたりしていませんか？スカスカしている時は、胃の自律神経失調状態と考え空腹満腹がわからなくなっている時と考えます。

足の状態をよく観察して、食事のメニューなどを考慮してみて下さい、夏バテ解決への早道となるはずです。

また、胃の反射区は身体の胃の不調の他に、不安（特に左）、不満（特に右）という感情からの影響も受ける場所でもあります。

逆に、この部分を汚していくことで不安や不満という感情にさいなまれてしまう事もあるでしょう。

裸足で歩いたり、サンダルなどで外に出て足が汚くなりがちな夏。足をキレイに保つことは、あなたの健全な精神と肉体をキープするコツでもありますよ。